婚活Lesson11 35オーバー女性の婚活<中編>

※『35オーバー女性の婚活』の<中編>です。

「年齢なんて関係ない!人柄がが一番!!」と思っていましたが、男性に言わせると、35歳(ボーダーライン)と37歳のたった2歳の差がかなり大きいようです。

その最大の理由として、30~40代で現在婚活中の男性は「子供が欲しい」と考えている方が大半であり、「若い女性ほどその可能性が高い」と考えられている事もあるようです。

お互いに何も知らない所からスタートして、互いの条件をクリアした者同士が出会えるというシステムにおいては、そうした一般的な数字のデータが一つの条件として重要視されるのも仕方がないのかも知れません。

実際には35歳を過ぎても、40代になっても母子ともに健康で子供を産んでいる女性は沢山いますし、今では全く珍しくありません。
ちなみに私もその1人で、35歳で婚活を始めて、36歳で無事1人目を出産、38歳で二人目を出産しました。

・・・それでもやはり、数年前にNHKで放送されて物議を醸した「卵子老化の衝撃」の反響が大きすぎて、男女ともにそういった認識があるようです。

これは個人差が大きい問題ですし、そもそも不妊の原因は男女半々(つまり50%は男性要因)という事も既に分かっているので、NHKにはそこの部分もしっかりと伝えて欲しかったのですが・・。

・・でも(またタラレバの話になってしまいますが)これがもし婚活ではなく、恋愛で始まった結婚だったら・・・?

お互いに本当に好きになって、恋愛から始まっていれば、後で実は子供が出来ないかもしれないという事を知ったとしても、それならそれで仕方がないよね、と悲しくても受け入れられるのかも知れません。

でも婚活はお互いに求める条件が合致することからご縁が始まるので、結婚して子供がほしいと思っている男性は、より子供が出来る可能性の高い女性(つまり若い女性)を選ぶという事に繋がってしまうのかなと思います。

それに、女性は本能的に母性愛がありますが、男性の方は本能的に「自分の子孫を残したい」気持ちがより強いそうです。

そして多くの男性が20代~30代前半までの若い女性を希望しているにも関わらず、婚活している女性のボリュームゾーンが35~39歳だったりするので、この辺りが婚活を難しくしている要因なのだと思います。

外見も内面も惜しまず努力してきた、本当に素敵な女性たちばかりなのでもったいない!と私も思うのですが、男性と女性のお互いのニーズが合致しない以上、こればかりは仕方がないのかなと思うのです。・・・

さて、次回は『35オーバー女性の婚活』<後編>です。

リアルな世代の方にはちょっと厳しめの内容も含まれていますが、ひと通り読んでみて損はしない内容だと思いますので、よろしければ是非ご一読下さい。